家計簿アプリの機能を自作プログラムで真似するためにはネットバンキングや証券口座に
ログインする必要があります。ログインするためにはseleniumというライブラリを使用します。
なので事前にライブラリをインポートします。
ログインしたページから情報を抽出するのでスクレイピング方式です。
ブラウザを立ち上げるためのwebdriverのダウンロードはこちらの記事で触れています。
ログインのIDやパスワードをプログラムで入力させるためにプログラム内に書き込むので
ソースコードの管理には注意が必要です。
入力する場所が特定のXPATHが特定できていれば以下のコードで入力できます。
form = driver.find_element(By.XPATH, 'IDの入力欄のXPATH')
form.send_keys('ユーザーID')
form = driver.find_element(By.XPATH, 'パスワードの入力欄のXPATH')
form.send_keys('パスワード')
XPATHの特定方法ですがwebページのソースから確認できます。
webページを右クリック>検証、もしくはF12キーを押すとウインドウの右側にウインドウが出てきて
ソースを確認できるようになります。
その状態でShift+Ctrl+Cを押すとwebページ上でマウスオーバーしたものがソースのどこに
該当するかハイライトして示してくれます。
ソースのハイライトされた部分を右クリック>copy>XPATHで特定できます。
それをプログラム内に貼り付けます。
その際、’(シングルクォーテーション)か”(ダブルクォーテーション)で囲みますがXPATHの
中に”(ダブルクォーテーション)があったりするので’(シングルクォーテーション)で
なければエラーが起きたりしました。
IDとパスワードの入力が終われば
form.submit()
もしくは
driver.find_element(By.XPATH, 'ログインボタンのXPATH').click()
Webページによってはsubmit()が反応しない時があったりしたので、「ログイン」ボタン部分の
XPATHをクリック操作すれば確実かと。
この後の手順も基本的にはXPATHを特定してテキストを読み込んだりしていくだけです。